中近両用レンズ

そもそも中近両用とは?


 This is 目が楽レンズといっても過言ではないかもしれません。前述の遠近両用が生まれたのが約50年ほど前。当時、パソコンやその他の端末がここまで普及すると想像できていた人はいないと思います。なので、現代の生活環境に合わせて再構築する必要が出てきました。それが、この中近両用なのです。

 

 画像の右レンズ側のグラフをご覧いただきますと現代社会がいかに近方視の時間が長くなっているかがご理解いただけると思います。

そして、左レンズが中近両用の設計を表したものになります。ご覧のように中近両用の設計は一日の中で見る距離、シーンをその占める割合そのままに実現した形となっています。

 

「中近両用」というレンズはかなり昔からありましたが、一時、人気がなくなりました。90年代から00年代にかけてフレームデザインの変化(大きいメガネ→細いメガネ)があり、上下の度数の変化がマッチしなくなったのです。一旦、市場から姿を消しかけましたが、いわば、「NEO中近両用」という形で現代のニーズに合うように再設計されました。

 

「中近、昔使ってみたんだけど、難しかったんよね。」という方は、10年くらい前のことでしたら是非再度トライしてみてください。以前とは違った感覚を覚えられることと思います。

 

遠近両用なのに疲れを感じる理由


 遠近両用のページで少し触れましたが、遠近両用は基本的に遠方を主体としています。そして前述しました通りパソコンを長時間見ることが想定されない時代に設計されたものです。

 なので、パソコンにピントが合う部分の面積は狭く、画像のような完璧な姿勢を取り続けることは難しいですから、どうしても視線がパソコン用の部分から外れてしまい、度数が足りない部分で見てしまいます。言い換えますと1mのテレビにピントが合っている部分で、60cmのパソコンを見てしまう、ということです。

 

 「度数が足りない」とどうなるか、「1mのテレビにピントが合っている部分で、60cmのパソコンを見てしまう」とどうなるか、100cm-60cmの40cm分のピントを目の力(調整力)で合わせてしまう、のです。

 すなわち…  疲れます。

 

 中近両用のパソコン部分が広いという特性は、「歪みが少なくて見やすい」というメリット以外の「多少姿勢が変わっても無理なピントにならない」というメリットも重要なことで、「デスクワークによる疲労感」も遠近両用よりも軽減できる期待ができるレンズなのです。

ひょっとして完璧なレンズ?


 ここまでの説明で「中近って完璧なレンズなの?」と思われた方も居られるかもしれません。残念ながらそうではないのです。画像のように、運転の面積は非常に狭いです。両脇に歪みがありますので、視界が遠近両用に比べて狭いことになります。

 

 わかりやすく視力で表すと、中近両用でまっすぐ遠方を見た際、視力は0.7くらいになってしまいます。

※遠方度数を矯正視力1.0とした場合、個人差あり

 すなわち、視野と視力、2つの点から運転には安全が確保できないので、オススメできないのです。なので近視の方など、運転にメガネが必須の方は中近両用以外に「遠近両用」や「運転用」の単焦点レンズを併用していただくようになります。

一番かけ外しが少なくなる組み合わせを


 中近両用は一本ですべてできるメガネではありません。もちろん、他の累進レンズも然りです。すべてを叶えるメガネは今のところ存在しません。

※累進レンズ:度数が境目無しにだんだん変わるレンズ

 

 では、何が重要か?累進レンズの役割とは?様々な意見があると思いますが、その一つとしてかけ外しを少なくする為、ということは、一致する意見と思います。

 

 店頭では、皆様のご生活のスタイルをお伺いしています。何を、どのくらいの距離で、との位の時間見るのか?並行して別の何かはないか?

 お一人お一人に合わせた、それぞれのシーンにおいて一番かけ外しの回数が少なくなる組み合わせをご提案したいと、努力しています。ですので、どうしても検眼、レンズ説明の時間が延びてしまいます(笑)

まとめ


以上、ご説明させていただきましたが、

中近両用は現在の「目疲れ」を軽減できる可能性の高い商品です。

 

単体ですべての環境での使用は難しいですから、

他のメガネとの組み合わせで

中近のポテンシャルを最大限発揮できればと思います。

 

中近両用にも種類、グレードがあります。

グレード別にテストレンズをご用意しておりますので

 ぜひ店頭でご確認くださいませ。

クラス別価格表



STANDARD CLASS

- スタンダードクラス -


すべての中近ユーザーへ

 

スタンダードといえど、基本的な性能は備えており

一般的なご使用ですと

十分なパフォーマンスを発揮します。

 

エントリーでありスタンダード、

現代社会でデジタル機器を操作する方に

是非お試しいただきたいレンズです。

 

 

屈折率 1.50

2枚一組¥8,200(税込)

屈折率 1.60

2枚一組¥11,600(税込)

屈折率 1.67

2枚一組¥16,200(税込)

屈折率 1.74

2枚一組¥24,400(税込)

※防汚コート付 UVカット99.9%(1.50は除く)


デスクワークに特化される方へ

 

ほんとに一日中PCに向かわれている方、室内はメガネなしの方がすっきりして楽な方、

中近両用よりも近くを重視した方がさらに疲れを軽減できるかもしれません。

是非、「近近両用」をご覧くださいませ。