MEGA-RAKU LENS

- 目が楽レンズ -

はじめに


最近、「眼鏡を作ったばかりなのに目が疲れる」「夜になると見えない」「まだ老眼という歳ではないが近くが見えにくく感じる」「作業後の肩こり、首こりがヒドイ」など、目の疲れに関するご相談をよくいただきます。

 

しかし、それらにはひとつひとつ原因があり、そしてそれはメガネによって軽減、解決できる問題でもあるのです。

 

また、せっかくメガネをかけていても、レンズの得意分野と実際の使用環境がマッチしていないことによるものであることもあります。

 

それらをひとつづつ紐解いていきたいと思います。

近くを見ることは荷物を持ち上げること


人間にとって遠くが見える状態で近くを見るということは基本的に調節力を必要とします。これはさながら荷物を持ち上げることに似ています。

遠くが見える、すなわち「遠くにピントがある状態」から近くを見るためには「調節力」を使ってピントを引っ張ってくる必要があります。「筋力」を使って荷物をヨイショ、と持ち上げるように、力を使っているわけです。

 

荷物が重くなればなるほど大きな力で持ち上げなくてはならないように、遠くにピントがあればあるほど、いわゆる「遠くが良く見える」ほど近くを見るために大きな力が必要となります。

※遠視で遠方がぼやける場合もあります。

ですので、荷物が重すぎると持ち上げられないように、近すぎるものを見ると調節力が足りず、ピントを合わせきれずにぼやけて見えてしまうということになります。

しかし調節力と筋力とには大きな違いがあります。調節力は年々低下し、筋力のように鍛えることがほぼできないのです。そして、いつしか近くが見えない状況、いわゆる「老眼」になってしまうのです。

遠くを見えにくくすれば近くは楽に


逆に言えば遠くを見えにくくすれば、調節力は少なくてすむ「荷物が軽い」状態になります。

お幾つになられてもメガネを外せば近くが見える、という方はいわゆる近視状態で、裸眼で遠くが見えにくいことが多いです。

 

また、距離が近くなればなるほど大きな調整力が必要になりますので、パソコンの画面は見えても手元の書類は見えにくい、という現象が起きてしまうのです。

 

 

過去と現在の環境の違い


ここで、私たちの生活環境の変化を考えてみます。例えば15年前と現在では、私たちの生活で大きな変化がありました。そうです、パソコン、スマホを筆頭としたIT機器の普及です。

 

近くを見ること、近業作業の占める時間が飛躍的に上昇しました。お仕事で1日中パソコンとにらめっこ、帰宅中や帰宅後も寝るまでスマホで色々、ということも珍しくないのではないでしょうか。

 

先ほどの「荷物」でたとえると、現代社会において皆さんは重い荷物が入ったリュックサックを常に背負いながら、生活されているとも言えます。

疲れて当然なんです。お疲れ様です。

眼精疲労は全年齢に


私が子供のころ、ゲームと言えば2m先のTVに映し出されるものがメインでした。それが今やどうでしょう、携帯型のゲーム機もしくはスマホで、手元40cmの近距離でなされるのがメインとなっています。

 

前述のとおり、近距離にピントをあわせる為には調節力が必要なのですが、調節力旺盛な10代20代30代の方とはいえ、疲労に繋がり、夕方夜になるとピントが合わなくなることがあり、「スマホ老眼」という言葉が生まれたりしています。眼精疲労は全年齢に対して起こるものになったのです。

 

すなわち「見える」けど「疲れる」状況になっているというわけです。

 

すごく大事なことなのでもう一度、

 

「見える」けど「疲れる」んです。

 

「見える見えない」ではなく「疲れない」こと


ここまでで、昨今の生活環境が目に対して非常にハードなものになっていることがご理解いただけたと思います。

大事なのは「見える見えない」ではなく、「疲れにくい」ことです。

 

メガネは度数を変えることによってピントを必要に応じた距離に合わせることができます。

ですので、「疲れを取る」のではなく「根本的に疲れにくくする」ことを目的として、多種多様なレンズが生み出されております。

 

それらのレンズを目が楽になるレンズ「目が楽レンズシリーズ」として、ここではその特性、使い方をご紹介させていただきます。